リドリー・スコット監督「JAPAN IN A DAY」が本日より公開との事でさっそく観て参りました。
この映画は、「LIFE IN A DAY」と同じ手法で、東日本大震災のちょうど1年後となる2012年3月11日の動画をユーザから投稿して貰い、1本の映画にまとめ上げたモノです。
震災から1年、震災前の様に何事もなく生きている町、仮設住宅での生活、自分以外の家族を亡くし自分の家も店も無くした男性、福島第一原発の影響で家の庭でも自由に遊べなくなった子供、子供のいなくなった庭、家を全て流された友人宅跡地で亡くなった友人の事を想う老夫婦、津波で流された自宅跡地で再起を誓う方、家族が自主避難したため自宅で一人で暮らす男性、あの日に生まれ1歳になった赤ん坊、様々な人達の様々な3月11日が過ぎていきます。
そして14時46分。
被災者を想い、原発被害を憂う人々。一方で何事もなく「いつも通り」を過ごす人々。そんな中で産まれてくる新たな命。
「いま」の日本の一つの姿を知る事ができる、とても良いドキュメンタリー映画だと思います。観られる方には是非観て頂きたいドキュメンタリー映画だと思いました。
「観られる方」というのは「近くで上映している」という意味もあるのですが、大事な注意点として「映像酔いをしやすい方は要注意」が挙げられます。投稿動画という性質上、手振れのヒドイ映像が結構頻繁に出てくるのです。仕方のない事ではあるのですが、あまり集中して観ていると気分が悪くなってしまうかもしれません。
かく言う私も開始1時間あたりで気分が悪くなってしまい、手振れしそうな映像の時は目を閉じたりしてやり過ごしていました。あんなにヒドイ映像酔いは久しぶりだ…。
…とまぁそういう理由で万人にお勧めできる映画ではないのが残念ですが、例えば映画館ではなく家でDVDで観るのも良いかもしれませんね。
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