「夢をかたちに−産業デザインの世界」@北九州イノベーションギャラリー

門司港から向かうはスペースワールド周辺、北九州イノベーションギャラリーです。TVQを観ていてCMで偶然知った、「夢をかたちに−産業デザインの世界」がお目当てです。



私達の身の回りにある工業製品は時代時代の要請に従った産業デザインによってその形を成しています。その中でも変わらない「産業デザインとは何か」という視点から始まります。単に見た目だけでなく、使いやすさ・生産性等も考えるのが「産業デザイン」なんですね。

「生活空間の中にある産業デザイン」として洗濯機・掃除機・テレビ・炊飯器・電話・カメラ・ゲーム機・ステレオの8つの製品について時代毎の製品を3つずつ並べてその時代の要請を考えます。炊飯器は弊社製だったので是非写真を撮らせて頂きたかったのですが、写真撮影は禁止ですからそこは我慢です。

次に生活空間からもう少し大きな視点、公共空間におけるデザイン（パブリックデザイン）として、郵便ポストなどのデザインについて紹介がありました。新しい博多駅、そういえば駅ナカだけで外に出た事がない気がします。

そして新しいライフスタイルを提示した製品がどの様な視点からの産業デザインから生まれたのか？について、ウォークマン等を例に解説されます。ウォークマンって本当に革新的だったんですねぇ。

大きめの展示物として、マツダの自動車のデザインの手法についての解説と合わせて、何とコンセプトモデルの1/1のクレイモデル（粘土）が展示されています。これはスゴイですよ！

最後に未来を担う製品の産業デザインの紹介。パワードスーツ、やっぱりスゴイです。

北九州イノベーションギャラリーって過去にもゲームの歴史の展覧会を行ったりとなかなか良い展覧会を開くのですが、今回も非常に満足度の高い展覧会でした。1時間くらいで見る事ができますし、これはオススメですよ！



目の前にある八幡製鉄所東田第一高炉跡、夜はナイスライトアップです。