2012/10/28

「三菱兵器住吉トンネル工場跡」一般公開に行ってきました

先週は結構定時退社できたので夕方のニュースを観られる機会が多かったのですが、そこで「三菱兵器住吉トンネル工場跡」の内部まで入れるというのを知り、本日夫婦で行って参りました。

詳しくは長崎市HPに置いてあるリーフレットPDF(右下の「関連施設」にあります)を御覧頂きたく。恥ずかしながらこの被爆遺構については全く知りませんでした。

通常は柵の外から内部を見学する事になるのですが、平和記念式典の期間(8月7日〜10日)と国連軍縮週間(10月24日〜30日)には内部に入る事ができるらしいのです。

場所は住吉の電停で降りて、赤迫電停の方に歩いて行って途中で右に曲がり、花みずきレディースクリニックのそばを通ってデイリーヤマザキ方面に歩いていきます。すると右側に一段下がった駐車場がありまして、そこの壁がトンネルの入口になっています。

こんなところに兵器工場跡があるとは!

曲がり角とかに目印があるわけではないので不安になるかもしれませんが、看板がありますからちゃんと行けますよ。

6本トンネルがあるうち、今見る事ができるのが1号と2号の2本のトンネルです。残りは掘っている途中で終戦を迎え、現在は目の前に建物が建っていて見る事ができません。

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2号トンネルの柵が開放されています。しかし内部に鎖で入場エリア制限が。解説員の方のお話によると、本当はもっと奥まで入れるらしいのですが、先日80代のジッチャンが興奮して内部のコンクリート床整備エリアの先まで行って転倒してしまったため、やむなく入場可能エリアをもっと手前にしたという事です。残念。

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iPhone5で鎖の位置から撮影できるのはこれが限界です。解説員のオジサンには迷惑をかけられませんからね。コンデジも持っていったんですがそちらの写真はもっとヒドイ有様でして。NEX-5を持っていくべきだったかなぁ…。

奥にある当時のままのエリアは、掘り出したままの剥き出しの岩肌に落盤防止の木枠の残骸、水びたしの高い湿度、過酷な作業環境であっただろう事を容易に想像できます。そこまでして戦争に駆り立てていったものは何なんでしょうね…。

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隣の1号トンネルには魚雷が置いてありました。お寺で保管されていたんですね。

この後、トンネルの反対側も見られるのかと気になり、赤迫電停の方まで歩いていきました。結論としてはトンネルの反対側も見る事ができました。しかし私有地(民家等)の裏等にあるため、ここで細かい場所をお知らせする事はできません(行けばすぐ見つかります)。生活エリアのすぐ側にこういう場所があるというのも何だか不思議です。

長崎に住んでいるのですから、もっとこういう場所を見に行ったりして勉強しないといけないなぁと思いました。

…なんか小学生の感想文みたいな終わり方で申し訳ありません。m(_ _)m

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