2011/08/14

唐津くんち・曳山展示場、曳山がとても美しかった!!

昨日から本日とオクサマの実家の佐賀に帰省しておりまして、本日義父母と四人で唐津へ食事に行ったので、併せて唐津くんちの曳山展示場に行ってみました。すごかった!

唐津くんち、魚屋町の鯛

この「鯛」が有名みたいですね。目がつぶら。

唐津くんちは昨年長崎のCATVコミュニティチャンネルで初めて見たのですが、キレイで大きな曳山を砂地で力一杯引き回している姿に興味を惹かれました。今にして思えば、あれは11月3日の御旅所の西の浜の生中継だったんですね、祝日ですし。

今日、曳山展示場に行ったのは本当に偶然なのですが、本当に行って良かったです。実物がこんなに美しいものだとは思いも寄りませんでした!(中継を見たのがアナログTVだったのは関係ないと思います。)

曳山は江戸時代から15台作られ、うち1台が明治時代に損失してしまったため、現在は14台の曳山が現存し、くんちの時に曳かれているそうです。

現存するのは次の14台です。
1番曳山:赤獅子(刀町):文政2年(1819)
2番曳山:青獅子(中町):文政7年(1824)
3番曳山:亀と浦島太郎(材木町):天保12年(1841)
4番曳山:源義経の兜(呉服町):天保15年(1844)
5番曳山:鯛(魚屋町):弘化2年(1845)
6番曳山:鳳凰丸(大石町):弘化3年(1846)
7番曳山:飛龍(新町):弘化3年(1846)
8番曳山:金獅子(本町):弘化4年(1847)
9番曳山:武田信玄の兜(木綿町):元治元年(1864)
10番曳山:上杉謙信の兜(平野町):明治2年(1869)
11番曳山:酒呑童子と源頼光の兜(米屋町):明治2年(1869)
12番曳山:珠取獅子(京町):明治8年(1875)
13番曳山:鯱(水主町):明治9年(1876)
14番曳山:七宝丸(江川丸):明治9年(1876)

このうち11番曳山の「酒呑童子と源頼光の兜」は現在メンテナンス中との事で展示されていませんでしたので、本日は13台展示されていました。

曳山は何と和紙で作られているそうで、何百枚と張り重ねた和紙に麻布を張り、何種類もの漆を塗り金銀を施しているのだそうです。

展示されていた曳山13台がどれもキレイなのですが、全部アップすると見づらくなるのでお気に入りの数台をアップします。

4番曳山「源義経の兜」
4番曳山「源義経の兜」

5番曳山「鯛」
5番曳山「鯛」

7番曳山「飛龍」
7番曳山「飛龍」

14番曳山「七宝丸」
14番曳山「七宝丸」

繰り返しになりますが、実物の曳山は本当に美しい!色鮮やかで風格と歴史を感じさせるその姿に魅了されてしまいました。そしてこれが実際に曳かれている姿を見てみたい!と思いました。

唐津くんちは11月2日〜4日なのですが、バルーンフェスタと時期が被っておりまして(11月2日〜6日)、これは偶然なのかそれともバルーンフェスタが被せたのかは不明ですが、11月初めは佐賀が熱い!のかもしれません。

展示場については唐津観光協会唐津市佐賀県観光連盟のサイトを参考にして下さい。オススメですよ!!

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からつ戦隊エンヤーレンジャー

こんなご当地ヒーローストラップが作られるくらいですから、唐津の人はくんちに熱狂的なのかもしれません。長崎もそうですもんね。

唐津くんちの折り紙。カワイイ。

展示場の後に食事に行った「海舟」のレジ横にあった、曳山のミニチュア折り紙。カワイイ!

いか活造り、シコシコ甘くて美味い!

いかの活造りも甘くて味が濃厚で美味しかったです。

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調子に乗って立体写真も何台か撮影してみました。

まずは4番曳山の「源義経の兜」から。

4番曳山「源義経の兜」[平行法]
[平行法]

4番曳山「源義経の兜」[交差法]
[交差法]

4番曳山「源義経の兜」[赤青アナグリフ]
[赤青アナグリフ]

次は人気の5番曳山「鯛」

5番曳山「鯛」[平行法]
[平行法]

5番曳山「鯛」[交差法]
[交差法]

5番曳山「鯛」[赤青アナグリフ]
[赤青アナグリフ]

最後は14番曳山「七宝丸」。

14番曳山「七宝丸」[平行法]
[平行法]

14番曳山「七宝丸」[交差法]
[交差法]

14番曳山「七宝丸」[赤青アナグリフ]
[赤青アナグリフ]

ガラス越しに撮影したので、出来はちょっとイマイチかもしれませんね…。

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