ブログにゃほぼ全く仕事の事を書かないので御存知出ない方もおられるかと存じますが、私の本業は産業医でして、職場巡視なんぞも行っております。すると簡単な環境測定なんかも実施したくなる次第でございますが、あれやこれやと持ち歩くのも大変でして。せっかくスマホを持ち歩いているのですから、そちらと連動して測定・記録できるガジェットがあるといいのになぁと思っていた次第でして。
まず見つけたのは「Shaka Weather Station」でした。温度・湿度・風速・風向・気圧が測れるという、スマホ連動の気象計です。温度・湿度・風速が測れるモノが欲しかったので、コレは願ったりと販売サイトをチェックしてみたのですが残念ながらSOLD OUT。
しかしここで「スマホ連動の気象計」を探せば良いという事に気付き、あれやこれやと探してみたところ、コチラに出会いました。
「Skywatch Windoo 3」です。温度・湿度・風速・気圧・高度と測れます。しかし使用リポートのサイトがほとんど見つからない…。どうするか?やめておくか?それとも人柱になるか?
ひとしきり悩んだ結果、こういうスマホ連動のセンサー系ガジェットはほとんど購入した事がなかったのでとりあえず買ってみる事にしました。
さて次の問題。どこで買いますかねぇ?日本の通販サイトじゃ見当たらず。今回はアカウントを持っている米Amazonを使い、米国外発送も行っている「KiteAndSurf」というショップから購入しました。トラブル等は全くなく、注文して1週間くらいでサックリと届いてしまいました。
ちなみに先ほどの写真、イヤホンジャックが付いている方がセンサーです。青い筒がケース。
使わない時は筒の中に入れる事ができます。ケース内にイヤホンプラグ型の固定具がありますし、筒自体のサイズもピタッと収まるものなので、まずセンサーだけ落ちる事はないと思われます。
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さて、iPhoneで使うにはAppStoreでアプリをダウンロードする必要があります。
こちらのアプリです。「Windoo」で検索すればすぐに見つかりますので、サクッとインストール。
そしてセンサーをイヤホンプラグに差し込んでアプリを起動しますと…、
音量が自動的にほぼMaxになり校正が始まります。音量が自動的に大きくなるのはスマホとセンサーとの通信を確実に行うためかと。つまりセンサーを抜いた後に音量を下げておく必要がありますので気を付けましょう。特にイヤホンを使う場合はですね。^^;)
さてさて校正ですが、iPhone6だとなかなか校正が終わりません…というか何回か使ったのですが、校正が無事終了した事の方が少ない。iPhone5sではすぐに終わりますので、iPhone6との相性問題ですかね…。
無事校正が終わるとこういう風にデータが表示されます。1秒ごとくらいにデータが更新されます。しかし気温が27.4℃になっていますね…。部屋にある温度計では23℃くらいですので、エライ誤差がある様な…。
表示単位は設定で変更する事ができます。
測定したデータをネットにアップする事もできます。日本は東京しかなかったですね…。
経時データをグラフで表示するモードもあります。ただ過去データを表示するのではなく、グラフ表示モードにしてから測定したデータがグラフになります。
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というわけで「Skywatch Windoo 3」、iPhone6での校正問題と温度測定値の誤差の問題が現時点で発覚しております。アプリのアップデートやら何かしらのコツをつかむやらで解決できるモノならばいいのですが…。
センサーのサイズといいケースへの収まりっぷりや可搬性といい、校正と精度の問題さえ何とかなれば非常に魅力的なガジェットなんですけどね。
あとは欲を言えばアプリ側でWBGTを計算してくれるといいんだけど、日本製アプリじゃないからそれは無理かな?iOS版のNumbersかExcelで計算シートを作って我慢します。
とりあえず測定が上手くいかない事にはどうしようもない。何かしらの解決策が見つかるかもしれないので、色々試してみたいと思います。
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