2013/06/16

「言の葉の庭」を観に行きました(2013.6.15)

ヤマト2199ヱヴァと日本刀展と観まして最後はコチラ。一応、ネタバレなしです。

言の葉の庭、綺麗な映像でした。

新海誠監督の最新作「言の葉の庭」を観ました。先週舞台挨拶にお見えになりまして、ポスターにサインがありました。

前作「星を追う子ども」はうっかりまだ未見なのですが、それ以外の劇場作品は幸運にも全て映画館で観る事ができております。今回も幸運にもタイミングに恵まれ、映画館で観る事ができました。


まずは本編の前に短編「だれかのまなざし」が上映。これまでと少し違う演出(みんなのうた風?)で見せつつも、家族だからこそ愛しあい擦れ違ってしまう心の様が優しく描かれています。







そして本編の「言の葉の庭」。



靴職人を目指す15歳の男子高校生は雨の日には学校をサボって公演へ向かう。そこで出会った大人の女性との出会いと交流、というお話。まず感嘆するのは、雨の表現の素晴らしさ。いや、雨だけではないですね。キャラの心情を風景や情景で示すのがとても上手な新海監督ですが、今回の作品では一層の磨きがかかっています。パンフレットに書いてある「デジタル時代の映像文学」という一説が実に上手いと感じました。

ストーリーについては恋の話であると監督自ら仰っており、確かに恋の話でした。上映時間は約1時間なのですが、その中で二人の奇妙な交流がうまくまとめられています。ラストへの流れについても、「秒速5センチメートル」に比べるとすんなりスッキリ見終える事ができて安心しました。「秒速」は結構モヤモヤしたからですね…。



本編ラストに一瞬「秒速みたいにPVチックになるんじゃないか!?」と思いましたが、そんな事はなくて安心しました。

劇場でBlu-ray/DVDを発売してしまうというのも面白い試み。iTuensStoreでも予約しているんですよね。

何か文章がうまくまとまらなくなってしまいましたが、シットリとした映画が好きな方にはオススメですよ。


追伸
「だれかのまなざし」の前に、7月公開のジブリ・宮崎駿作品「風立ちぬ」の4分間予告編も上映されました。実に面白そうな作品になっていそうだと感じました。ネットの噂だと、映画(「言の葉」に限らず)の上映後にこの予告編が流れて本編の余韻が台無しになった…という話がありますが、確かに本編の後にこの予告編が流れたらちょっとマズイよなぁ…と思いました。4分間もありますしね。予告編自体の内容がとても気になるものだけにですねぇ。




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