4/3の日曜日、初めて博多座へ行って参りました。目的はコチラ。
スーパー歌舞伎II「ワンピース」です。
古典歌舞伎も観た事はないのですが、スーパーでも古典でもまずは歌舞伎というものを体験してみたいと思い、馴染みのある「ワンピース」しかも頂上戦争編を取り扱うとの事で、観に行ってみる事にした次第です。こっから先、ネタバレありですので要注意です。
入場して階段を登ると公式グッズショップやらお弁当さんやら金つば屋さんやらお茶屋さんやら超いっぱい並んでおります。さながらお祭りの縁日です。とりあえず記念弁当を2つと公式パンフレットを購入しました。
会場に入ると、海賊王になりたい人が舞台の上に立っていました。
公演は三幕に分かれておりまして、第一幕がシャボンディ諸島で人魚を助けて天竜人をぶん殴り、くまの肉球で女人島に飛ばされてインペルダウンに向かうまで。第二幕がインペルダウンに入って出るまで。第三幕が頂上戦争から「仲間がいるよ」までです。
幕間は30分くらいの時間がありますので、弁当を食べるもよし、お店を回るもよしです。緞帳もワンピース仕様で、幕間は写真撮影オッケーでした。THETA Sで撮影しましたが、お客さんバッチリ写っちゃってますのでアップできません残念。
お弁当はこんな感じ。
ルフィの歌舞伎弁当。
麦わらの一味 海賊弁当。
お味はまぁ普通に美味しかったですよ。本当の意味の「幕の内弁当」ですから。^^;)
さてスーパー歌舞伎の感想ですが、ストーリーのあらすじは概ね原作をなぞっています。細かい話はごっそり削っていますが、正味3時間に納めるには仕方ないでしょう。それでも違和感なくスムーズに見られる絶妙なアレンジです。
そしてスーパー歌舞伎の「スーパー」たる所以。それは原作の奇天烈な技を再現するための数々のスペクタクルな演出。ルフィーのゴムゴムなパンチの再現方法だけでも、スクリーンに映像を映すパターンと複数の黒子さんを使って腕をつないでいくパターンと…他あったかな?まぁ色々あるわけです。
私が感心したのは、エースや赤犬の炎やマグマの表現。本当に炎を焚く、赤い黒子さんが赤い粉雪的なものを振りまきながらグルグルアクションする、赤い旗を振り回す等々。炎の感じがよく出ていました。赤い粉雪的なものを振りまくだけで本当にマグマっぽくなるとは…!
キャラもかなり頑張って再現していました。チョッパーのチビバージョンは子役さんver.だけでなくまさかのぬいるぐみver.もあって爆笑しました。ぬいぐるみを動かしているのはウソップ。^^;)
ジンベエも相当の再現性だったのですが、再現性の点で本当に驚いたのはボンちゃん。見た目・演技とも、どこをどう切ってもボンちゃんにしか見えない、とんでもないボンちゃんぷり。生写真を売っているのですが、ついついボンちゃんの見栄ポーズを買ってしまいました。ボンちゃん、漢ですからねぇ。^^;)
ワンピースですので当然戦闘シーンがあるわけでアクションシーンになるわけですが、ちょいちょい見栄きりがあったり相手と背中合わせで戦ったりするのは歌舞伎の演出なんでしょうね。ふむふむなるほど…と楽しませて頂きました。
というわけでスーパー歌舞伎II「ワンピース」でしたが、存分に楽しかったです。古典歌舞伎がどんなものなのかにも興味が湧いてきましたが、歌舞伎にどんな演目があるのか知らないんですよねぇ。
追伸
初めてiPad Pro+Smart Keyboardでブログ投稿してみました。試行錯誤ですが、いくつかのアプリを使えばこれまで程度の内容なら十分更新できそうです。いい時代になったもんだ。
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