2013/06/09

歌川国芳展@長崎歴史文化博物館

歌川国芳の浮世絵の展覧会が昨日6月8日から長崎歴史文化博物館にて開催されています。ちょっと気になっていたので観に行ってみよう!という事で、本日行ってみました。

歌川国芳展

何でちょっと気になっていたのかと言えば「いかさま博覧亭」で歌川国芳絡みのエピソードを読んだから…という実にミーハーな理由なわけですが、そんなライトな人間にもとても楽しめる展覧会でした。

武者絵に美人絵、風景画、戯画、こども絵と様々な作品があるのですが、それぞれが全く作風が異なっている事に驚きました。同じ妖怪でも、戯画と武者絵では全く違うんですよね。武者絵からはシリアスな迫力が、戯画からはユーモラスさや愉快さが、こども絵からは活発さが、美人絵からは艶やかや繊細さだけでなくしたたかさまで伝わってきます。

そして歌川国芳と言えば「猫」。とにかくやたら猫が出てきますが、その表情や仕草の多彩な事!本当に猫が好きだったんですねぇ。

前期は7月1日までで、後期が7月3日から7月24日までとの事なのですが、前期と後期で展示作品が大幅に入れ替わるみたいです。前期の半券を持参すると後期は半額で入場できるらしいので、何とか時間を見つけてまた行きたいものです。有名なしゃれこうべの妖怪の作品は前期、鯨の作品は後期みたいですよ。

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