2016/05/01

TNGパトレイバー・イングラムデッキアップイベントのVRムービー 兼 THETA動画編集の備忘録:Premiere編

2015年11月28日の北九州ポップカルチャーフェスティバル2015でのTNGパトレイバー・98式AVイングラムデッキアップイベントの際にRICOH THETA Sでも360度パノラマ動画を撮影したのですが、編集が面倒でついつい放置してしまい、あっという間に5ヶ月。重い腰を上げまして編集してYouTubeにアップしましたのでそちらの紹介と、自分に向けて編集方法の備忘録でございます。非効率的なところもありますが御容赦を。

まずは普通にiPhone6sで撮影した普通の動画を御覧下さい。これはiOS版のiMovieアプリで編集しました。



さて、この様子をTHETAで撮影するとどんな感じになるのか…というのが今回のテーマの一つです。


では実際に編集してYouTubeにアップした動画を御覧頂きましょう。iOS/Android版のYouTubeアプリやGoogle Chromeで観た場合は360度全方位パノラマ動画として視点移動したりスマホのジャイロセンサーと連動して視点移動したりできます。ハコスコやGoogleCardboard等のダンボールHMDを使えばお手軽VR体験もできますよ。「コチラ」に貼っているリンクを長押ししてコピーしてからYouTubeアプリの検索欄にペーストして検索すると簡単にアクセスできますよ。

ではコチラから。



デッキアップ状態のイングラムです。これはTHETA SからiPhoneに直接取り込んで「THETA+Video」アプリでトリミングし、iCloudDrive経由でMacに持ってきてYouTubeにアップしたものです。この動画は年末年始にトリミングしてはいたんですがそこで止まってたんですよねぇ。

そしてコチラがデッキアップ・デッキダウンの様子です。



編集する気になかなかなれなかったのは、「撮影する場所が遠すぎたかなぁ」と感じてしまったからです。しかしちゃんと編集してダンボールHMDで観てみると、解像度の問題はありますが結構雰囲気は出ていますね。もっと早く編集しちゃえばよかったな…。

しかしながらこの距離でもこれだけ面白いのであれば、もっと間近で撮影したらもっと面白いでしょうねぇ。次のチャンスが欲しいところです。


さてさて今回のテーマのもう一つ。THETAムービーの編集方法の備忘録です。AUGM大分の記事でもサラッと書いたのですがもう少し詳しく書いておきたいと思います。

1) THETA Sからパソコンに動画を取り込む
私はMacの「イメージキャプチャ」で取り込んでいます。

2) Mac/Win版のTHETAアプリで動画を変換する
変換すると1920×960の動画が出来上がります。これを「THETA_erムービー」と定義します。

3) Adobe Premiereを起動、セットアップ
私はPremiere CS6を使用しています。シーケンスのプリセットはひとまず「DSLR 1080p30」を選択。

4) THETA_erムービーをシーケンスに配置する
「クリップとシーケンスの設定が一致しない」というアラートが出ますので、シーケンス設定の方を変更します(これでシーケンスの設定が1920×960になります)。

5) THETA_erムービーを編集する
トリミングなりトランジションなりご自由にどうぞ。

6) 編集したムービーを書き出す
「ファイル」→「書き出し」→「メディア」を選択。設定で形式を「H.264」、プリセットを「YouTube HD 1080p 29.97」を選択。下方の「ビデオ」タグの「基本ビデオ設定」で解像度を「1920×960」に変更して書き出します。

7) メタデータを埋め込む
YouTubeのヘルプページにある「360 Video Metadata」アプリで動画にメタデータを埋め込みます。ファイル名に日本語が混じっていると上手くいかないので要注意です。一番上の「Spherical」にチェックを入れて保存します。

8) YouTubeにアップする
普通にYouTubeにアップするだけでオッケーです。これで無事360度全方位パノラマ動画としてVRな体験が楽しめます。

もっと簡単な編集方法があるといいんですけどねぇ。私のところでは今のところコレが確実な感じです。

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