2014/08/16

360度回転撮影台「くるみる」が面白い

クラウドファンディング「zenmono」で投資した360度回転撮影台「くるみる」がいよいよ到着しました。QuickTimeVR、好きだったんですよねぇ。Panorama VRは自分でも作れるのですが、Object VRは自分で作るのは難しかったので、こういう製品はとても嬉しいです。

まずは開封の儀から行きましょう。

360度回転撮影台「くるみる」を使ってみました

こちら、パッケージです。マスコットキャラがカワイイですね。

ライセンスカードにアプリのシリアルNo.が書いてあります。

箱を開くとお礼のお手紙が。左下のカードはライセンスカード、iOSアプリのシリアルNo.が書いてあります。この製品はハードたる回転台とソフトたるiOSアプリのコンビネーションで一つの製品たり得ていますので、アプリが勝手に使われない様にシリアルNo.で使用権をコントロールしているんですね。

台の下にはシールと缶バッジが入っています。

本体の裏にアームがありますので、色々動かしてみましょう。

本体の裏にアームがありまして、これがグリングリンと曲げたり動かせたりします。

こんな感じにiPhoneをセットして撮影開始です!

こんな感じにアームにiPhoneをセットします。「回転撮影台」と書きましたが、回転するのは台ではなくアームの方です。

アームを上手に調整してiPhoneの画面の真ん中に撮影対象物を収めたら準備完了です。必要があればフラッシュを点灯させる事もできますよ。

準備ができたら撮影ボタンを押して、ゆっくりとアームを動かして台の周りを一周させたら撮影完了です。回転は本当にゆっくりしないといけません。公式では25秒以上かけて、とあります。逆にゆっくりな分にはどんだけゆっくりでも問題ない様です。

多分iPhoneのジャイロ機能も使って移動を判定し、細かく写真を撮影していくのでしょう。iPod touchでは精度が落ちると書いてありましたので。

そして撮影したのがコチラ、食玩「ゴジラコレクション」の「メカゴジラ(三式機龍)」です。ゴジラは買い損なっちゃったんですよねぇ。T_T



フラッシュを点灯させて撮影しています。なかなか良い感じですね。

ホームページに埋め込むのはちょっと大変です。まずは公式アプリからDropboxにアップロードします。アップロードされたデータは写真ファイルとビューア用のファイルから構成されています。ビューアはJavaScriptの様ですね。これをどこかのWebサーバにアップロードして、Webブラウザでビューア用HTMLファイルにアクセスします。今回はDropboxのPublicフォルダにアップロードしました。

すると撮影した写真をグリグリできるのですが、ここで下の方にある「埋め込みコード」というボタンをクリックすると、ホームページ埋め込み用のコードが表示されるという…次第です。この辺、何かうまい仕組みがあると便利なんですけどね。
ちなみにアップされる写真ファイルは90枚ですので、4度ずつ撮影されているという事が分かります。

さてサンプルが1つだけだとさびしいですので、もう1つ撮影してみました。



「1/144・HG ガンダムレギルス(MEMORY OF EDEN)」です。赤いですねぇ。普通のHGサイズなら楽勝で撮影できます。

実際に「くるみる」を使ってみて少し困ってしまったのが背景です。このままだと部屋の中が丸写りなんですよねぇ。それが良い場合もあるとは思うのですが、自室がバッチリ写り込んでしまうのはちと困りもの。

今回は「くるみる」の底箱を背景に立てて、アームの回転に合わせて箱も動かしました。左端や右端の方がチラチラするのは箱の動かし方がぎこちない証拠です。orz

アームの動きに連動できる様な背景板を作ってみるのも良いかもしれませんね。

ちょこちょこっと細かく気になるところはありますが、色々なアイテムを360度眺められる写真をお手軽かつ高品質に撮影できるというのは実に楽しいですね。色々活用してみたいと思います。

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