なぜ「まず」なのかと言いますと、今回の展覧会は全4ヶ所での展示なのです。しかも佐賀市・有田・呼子・武雄と微妙に離れたところ。名付けて「チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展」。
一ヶ所目を開場時刻に到着する事ができれば一日で全部廻る事もできなくはないですが、本日は別件の作業が朝から入っていたためそれは無理。というわけで二日に分けて廻る事にしました。
そんな一ヶ所目の佐賀市・佐賀県立美術館での展示はこちらの3つ。
まずは「Nirvana」です。
動物たちがヌルヌル動いているのですが、近くに寄りますと格子状になっているのが分かります。これは仮想空間に動物がいまして、それにこういうフィルタ(すみません、眠くて表現の言葉が思い浮かびません…)を掛けています。何とも言えない絵面で妙に引き込まれます。
2つめは「憑依する滝」。
滝壺の岩を仮想空間に設定。そこに無数の水滴を物理計算で表示、その数%(0.1%だったかな?)は線で軌跡を表示した…という作品だったかな?
水煙の表現が何とも言えないリアル感で、これまた引き込まれてしまいます。
そして3つ目は長いタイトル、「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点」。こちらはTHETAでどうぞ。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 @ チームラボと佐賀 巡る!巡り巡って巡る展:佐賀県立美術館 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
THETAでは映像の細かいところは分からないと思いますが、光る鳥(烏でしょうね)がダイナミックに飛び回る映像が奥・真ん中・手前の3つの奥行きのスクリーンに映し出されており、この映像の奥行き感&繋がり感が面白くて、これまた引き込まれてしまいました。
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さてさて、ここから1時間30分。到着したのは呼子・佐賀県立名護屋城博物館です。コチラの展示は2つ。一部屋にまとめて展示されていました。まずはコチラ。
ズラッと並んでいますのは「花と屍 剝落 十二幅対」です。
日本絵の様な表現の映像で細かくワラワラと人やら雲やら建物やらが動いているのですが、実はこの映像は3Dモデリングされたモノにフィルタをかけてこの様な映像になっているとの事で、そのフィルタがボロボロと剥がれると3Dモデルのワイヤフレームが見えてくる…という、これまた何とも引き込まれてしまう映像です。
そしてコチラが新作「増殖する生命(work in progress)」。細かい説明は書いていなかったのですが、この植物や花の映像はリアルタイム計算で生成されていて、同じ映像は二度と見られないとの事。これも何とも言えない美しさで、自宅の壁に飾っておきたくなります。
本日はココまで。残りの二ヶ所は近日中に廻ります。
本当に美しい作品の数々ですので、ぜひ自身の目で御確認頂きたいと思います。会期は3/22までですのでお早めに!
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