2016/02/03

性別違和(性同一性障害)に関する産業保健的なお話の投稿論文を書きました

2016年1発目の投稿です。1月はうっかり投稿し忘れてましたね…大雪が降ったり色々あったのですが。珍しくお仕事関連のお話です。

さてさて表題の件ですが、まんまその通りです。2014年秋の産衛学会全国協議会でポスター発表した演題について、「健康開発」という雑誌の編集部から原稿依頼がありまして、ボチボチと書いた次第です。2015年12月号(第20巻第2号)に掲載されました。タイトルは「性別違和(性同一性障害)の職域での対応における問題点の整理と提言」です。

GD(GID)つまりは性別違和(性同一性障害)の職場での対応について、産業保健職としてどう対応するか…というお話です。とはいえLGBT全般についても関連するお話になっているんじゃないかなぁと思ったりしています。

私自身は実例対応の経験はないのですが、友人が対応に関する相談を受けたとの事で私に相談があり(ややこしいですね…相談者→友人→私という感じです)、色々突き詰めていくとこりゃ深みにハマッていくな…なら基本的な事項程度は誰かがちゃんとまとめておくと便利かもなぁ〜と考えて、まずは後半部分にあたる、法令的な部分をまとめまして。で前半部分にあたる、相談を受けた際の対応についてザックリとまとめてみた次第です。

しかし各事例に応じて対応方法は全く違ってくると思うので、ベーシックな対応をまとめた手引きだけでなく、実際の対応事例を紹介する事例集がまとめられるといいんですけどねぇ。どうやって道筋を作ったもんか…。

あ、雑誌に掲載された原稿は編集部の御厚意によりWebサイトへの公開の許可を頂く事ができましたので、弊事務所の仮Webサイトにアップしました。前述の通り、完全なる机上の空論ですので、御感想・御意見等頂ければ大変幸甚でございます。

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