1年前の4月から2ヶ月ごとに博多へ通ってきた「THE NEXT GENERATION パトレイバー」シリーズ。本日5月1日はそのラストを飾る劇場版「首都決戦」の公開日です。劇場版は全国で上映するので、やはり地元で観たい!という事で、TOHOシネマズ長崎まで行ってきました。
TOHOシネマズ長崎へ入るエスカレーターを登るとこんな大ペナントが。他にもポスターが一杯貼ってあります。これで終わりなんだな…と一抹の淋しさを禁じ得ません。
しかしここでショックな出来事が。グッズで欲しかったワークキャップと「整備班の心」手拭い&湯飲みが売っていない…。通販サイトのチェックをウッカリ忘れていた事に気づき、すぐにチェックしたのですが時既に遅し。手拭い&湯飲みは買えたのですが、ワークキャップは既に売り切れ…。10時20分くらいにアクセスしたんですけどねぇ。再販がある事を願います。
気を取り直して、本編のお話。今回の「首都決戦」、売りは4K&ドルビーアトモス。TOHOシネマズ長崎は4Kスクリーン(のハズ)はあるのですが、ドルビーアトモスはさすがにありません。日本でも数ヶ所しか設置映画館がないですからねぇ。
ストーリーについてはネタバレになりますので、一応改行を挟んでおきます。ネタバレ回避の方はページをお閉じ下さいませ。
こんなもんでよいですかね。
ストーリーの基本的な流れはアニメ劇場版2を踏襲しています。
とにかく凄かったのは映像と音響。メイキングを観ていたので、イングラムやグレイハウンド等のメカニックだけでなくビル等の建物までCGで作成されているという事は知っていたのですが、知っていてもCGとは思えません。グレイゴーストとアパッチの空中戦も、グレイゴーストとイングラムの最終決戦も非常に格好良く仕上がっていました。音響については、普通のサラウンドでもグレイハウンドの飛び回り感を味わえたので、ドルビーアトモスでぜひ体験してみたいです。
柘植のシンパの潜伏場所でのアクションシーンもかなり凄かったですね。御酒屋さんの株がかなり上がりました。^^;)
ストーリーについては、残念ながらアニメ劇場版2を超える事はできなかったかな?アニメ劇場版2は得体の知れない恐怖感が感じられたのですが、「首都決戦」はそれが弱い。それに柘植のシンパの掘り下げがあまりなかったのもちょっと残念。ただ今回の話の軸の一つが解体話を巡る特車二課の伝統や警察上層部との間の因縁なので、柘植のシンパの話を色々盛り込んじゃうととっ散らかっちゃったかもしれませんね。
何となくマイナス面を述べてしまいましたが、まぁそれはアニメ劇場版2のストーリーがそれだけ凄かったという事で、「首都決戦」は「首都決戦」でとても面白かったです。今回柘植のシンパは情報封鎖までは行いませんでしたが、それはネットによる情報拡散を意識して、敢えて情報を流させる事で戦争が身近にあるのだという事を実感させるためだったんでしょうかね?とか、アニメ劇場版2の流れを踏襲しているだけにそうした違いがどの様な意図なのかを推測するのも楽しみの一つかと。
しかしこれで本当に一段落なんですね…。明のラストシューティングのシーンではこの1年を思い出してちょっと涙ぐみそうになってしまいました。
この「首都決戦」、また劇場へ観に行こうと思います。次は何とかドルビーアトモスで観たいものです。
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