2013/01/05

映画「009 RE:CYBORG」を観てきました。

映画「009 RE:CYBORG」本日1/5より長崎でも上映開始!という事でさっそく初回上映分を観に行って参りました。

他のメジャーな地域では昨年10月27日に公開になっていたわけですが、長崎はこういう場合は概して「上映されない一部地域」になるわけでして、ガンダム00劇場版もタイバニ劇場版も遅れ上映だった次第でして。でも上映してくれるだけマシと思わんといかんですね…。

まずはYouTubeの公式チャンネルにアップされている予告編をどうぞ。



これを見た上できかラジの2012/11/10放送分vol.187の特集を聴きまして、否が応でも期待が高まっていった次第でございます。

さて、鑑賞後の感想ですが、「映像がスゴイ!」「音楽がスゴイ!」というのがまず来ました。

映像は全て3Dモデリングで作成した物を2Dのセルアニメ風にトゥーンレンダリングをかけたものなのですが、その質が半端じゃない!上の予告編をご覧頂ければお分かりの通り、静止画だと本当にセルアニメというか通常の2Dアニメの質感なのですが、映像になるとこの質感のまま3Dモデリングでのアニメの様に滑らかなカメラワークの演出を楽しむ事ができるのです。しかも今回は3D上映で観たので、違和感のない立体感を楽しむ事もできました。







公式チャンネルにあったメイキングを埋め込んでみましたが、本当に驚愕の技術です。

特に格好良かった演出はやはり加速装置でしょうか。「周囲の動きが遅くなった様に見える」という効果をもしセルアニメで作ろうとすると、非常に手間のかかる作業になると思います。それをあんなに滑らかな映像で仕上がるというのは、3Dモデリングでのアニメ製作の強いアドバンテージだと思います。

音楽は川井憲次氏。劇場版パトレイバーの方ですから不安は全くないわけですよ。メインテーマの格好良さと来たらこれまたハンパないわけでして、パンフの受け売りな感じになってしまいますが、オーケストラとギターの組み合わせが最高なのでございます。

またPVを観たスカイウォーカー・サウンドのスタッフが「参加させてくれ!」と言ってきたというエピソードも大変な事です。効果音の面から本作品を支えてくれているわけですね。効果音は大事ですよ〜。

ストーリーはいかにも009っぽい、哲学的というか宗教的というか、善とは?悪とは?神とは?人とは?といったもの…と言っちゃっていいのかな?私にはよく分からなかった部分もあるのですが、それはそれでいいのかな…?ただいまパンフレットを見て理解を深めようとしております次第です。Blu-ray/DVDが出たらまた観てみて、ストーリーの理解に努めたいと思います。

あ、ちなみに私の009歴は漫画はほぼ未読・アニメの記憶があるのは3作目という浅〜いものですので、深い方々に突っ込まれると大変厳しいものがございます。原作を読みたいと思ってはいるんですけどね…。

009の基礎知識がそこまでなくても楽しめると思いますので、とにもかくにもぜひ観て下さい!

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