2012/04/13

「劇場版 SPEC〜天〜」を観てきました。

先週4/7から劇場公開されている「劇場版SPEC〜天〜」を遅まきながら観に行きました。以下、ネタバレがあるかもしれないから要注意です。

「SPEC〜天〜」前売り券、発売開始!

2010年に放映されたTVドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」の事を知らない人がわざわざこの投稿を観て下さるとは思えないのですが、一応知らない方は作品自体の解説は公式サイトの「3分58秒でわかるSPEC」を観てもらうとして。

TVドラマ版が始まった時は単に堤幸彦カントクのドラマだから…という理由で見始めたのですが、まさかあの「ケイゾク」と時間軸を同じくしたドラマで、しかもミステリーと思いきやSFとは!と大層驚きました。金曜22時という時間帯にまさか「超能力(SPEC)がある事が前提」というドラマを作るとは…。

しかも監督はあの堤監督。メインキャストの当麻や瀬文だけでなく全員のキャラが立っているし、演出も奇妙で面白い。「ケイゾク」や「TRICK」にもハマった私は案の定「SPEC」にもハマってしまいました。

劇場版公開1週間前の4/1にTV放映されたSPドラマ「SPEC〜翔〜」ではTV版最終回の謎や当麻の主人公補正Maxな反則レベルのスペックが明かされる等、驚愕の展開が目白押し。劇場版に向けて弥が上にも期待が高まる内容でした。

そして「劇場版 SPEC〜天〜」。観終わった後の感想は「…ここで更に謎を増やしてどうするの?」です。^^;)

映画になっても「SPEC」は「SPEC」、大変楽しかったです。細かい考証なんて無粋な事はいらないんです、ノリで楽しむ作品なんですから。しかしあんな風に謎を残されてしまうと、続編(欠?結?)に期待しちゃうじゃないですか!?

異能の力を持つが上に迫害されるスペックホルダーと人間の対立、暴走するニノマエを人間として止めようとするもスペックに振り回されそうになる当麻、スペックを否定しつつも当麻を支えようとする瀬文、ひょうひょうととぼけながらもタヌキジジイっぷりを垣間見せる野々村係長待遇、劇場版のゲストからも濃ゆ濃ゆですし、「ザクとは違うジムやボール」雑魚トリオも健在です。復活?したニノマエとの対決シーンは「あの時のアレか!?」と感心してしまいました。

「TV版を観ていなくても楽しめるない様にした」という触れ込みでしたが、まぁ当然TV版を観ていた方が万倍楽しめます。未見の方は何とかTV版から観て下さい。その方が絶対に楽しめます。

とは言えTVドラマ10話+SP版で計12時間はいきなりはなかなかキツイですかね…しかも濃ゆいドラマですし。それでもやっぱり観て欲しいなぁ。

 

 

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