本日は久方ぶりに中洲大洋劇場に行ってきました。目的はコチラ。以下ネタバレあり?注意です。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」です。昨年5月に上映されたガンダムUC ep.7の上映後に余韻クラッシャーとして予告編が上映されたのも何だか懐かしい想い出。
ガンダムUC ep.7の時は中洲大洋だけでなく小倉と熊本でも上映したにも関わらず、初日に中洲大洋にはかなりの行列ができていました。なので今回も相当の行列を覚悟していたのですが、4時に劇場前に来た時には劇場横の自販機あたり。ちょっと拍子抜け。限定BDはネット通販されるし、限定プラモもないからですかね?限定BDについて言えば、転売ヤーがおったりするから今回の処置は妥当な判断だと思いますけどね。
3時間待って7時から整理券配布。前の方に割り込み集団がおってイライラしつつ、何だかんだで20番台でした。そして7時半から入場開始。限定BDに物販でグッズも無事ゲット。座席で仮眠を取りつつ、初回上映の9時を待ちます。
諸作品予告10分をダラッと観て、9時10分からいよいよ本編開始。次回予告込みで62分間。あっという間でした。
初代ガンダムは観ているけどORIGINの原作を読んでいない者の感想ですが、ちょっと駆け足かな?と思いつつも実に濃厚な60分間でした(多分IIの予告が2分くらいあったと思います)。
ストーリーとしては、確かに子供の頃にあんな事やこんな事があったら、性格こじらせて復讐に走っちゃうよなぁ…とシャアの心情がちょこっと理解できました。そりゃあザビ家を滅ぼそうとしますわ。
周りを固める面々について、若いランバ・ラルやハモン、ドズルの人間味溢れる感じが良いですね。ガルマは1-2シーンの登場ですがそれで十分分かるくらい甘ちゃんのおぼっちゃん。それに対し、ドズルとガルマ以外のザビ家の面々の冷酷な事。キシリア様ってこの頃は何歳だったっけかな?きっついお嬢様ですねぇ。
戦闘シーンは冒頭のルウム宙域・艦隊戦でのザクIIの暴れっぷりと終盤の初期型ガンタンクの2箇所。CGで描かれるとの事でどんな感じになるか興味津々でしたが、まずルウム宙域戦は「こりゃ確かにCGだな」という感じ。滑らかな動きが良くも悪くもCGなんですよねぇ。重量感が足りないというか何というか。しかしシャア専用ザクIIの高速戦闘っぷりはよく出ていたと思います。初期型ガンタンクのシーンも重量感という意味では若干不足気味かな?という感じでしたがそれでも十分迫力満点で楽しめました。CGで重量感を出すってなかなか難しいですね。
本作を観に来る様な輩はムンゾ共和国がスペースコロニーであるという事は周知の事実だとは思うのですが、それが目で見てハッキリ分かるのは終盤も終盤、ダイクン兄妹&ジンバ・ラルがムンゾを脱出して地球に向かうシーンなんですよね。それまでは言葉でしかコロニーである事が語られていない…はず。ダイクン兄妹の驚きを観ている側も感じる事ができて、良い演出だったと思います。
一方、観終わった後にちょこっと気になったのは、冒頭の赤い彗星のシャアがキャスバルの成長した姿だという事をどこかで触れていたっけかな?という事。まぁ本作を観に来る輩には基本中の基本の知識なわけではありますが。
次作「機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア」は今秋上映との事。モビルスーツ開発秘話、キャスバルとシャアの邂逅、ダイクン兄妹の別れと、次作もまたとても楽しみですね。秋って学会の時期だから、タイミングがかぶりません様に…。
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