2014/07/26

聴診器を直しました

23日、連休明け初日の事。会社に行き、まぁ色々バタバタしつつもいつもの様に仕事を始めたのですが、何やらいつもと勝手が違う…。

聴診器が壊れたので直します。聴診器は本来こんな風には開きません。T_T

聴診器が壊れていました…使った事のある人なら分かると思いますが、聴診器は本来こんな風には開きません。(T_T)

研修医1年目に購入してからの付き合いなので12年ですか。他の細かい部品は壊れた事があるのですが、こんな大きなところが壊れたのは初めて。聴診器は消耗品ではあるのですが、仕事の大事な相棒なのでやっぱりショックですね…。

とまぁ感傷に浸っていても仕方ないので、何とかしないといけません。聴診器は各部品を交換できますので、さっそく通販で注文いたしました。私がよく使うのは楽天市場の「聴診器のパネシアン」です。

そして本日部品が届きましたので、さっそく修理です。

これが交換部品。バイノーラルと言います。

こちらが今回注文した商品。バイノーラルと言います。色が色々あるのですが、気に入った色を注文したらおんなじ色が届きました。Webで見るのと実際とでは色が違って見えますしね…。

ちなみに耳に突っ込む部分の事はイヤーピースと言います。イヤホンと同じですね。

まずは元々のバイノーラルを外さないといけませんが、力づくではまず外れません。

古いバイノーラルのチューブからチェストピースを外さないといけません。しかしこちらは力尽くではまず外れません。

なのでチューブにカッターで切れ目を入れて外します。ケガに注意!

ですのでこうやってチューブにカッターで切れ目を入れて外します。胸が痛みますね…。あと指を切らない様、ケガには注意!

ベルがきれいに外せました。ちなみに膜の事をダイヤフラム、縁の部品をリムと言います。

そうしてチェストピースがキレイに外せました。ちなみに膜の事をダイヤフラム、縁のゴム部品をリムと言います。

あとはチェストピースを新しいバイノーラルに差し込めば完成。一旦差し込むと引き抜く事はまず不可能なので注意! 今回はベル側の縁のゴム、ノンチルスリーブも交換。

あとはチェストピースを新しいバイノーラルに差し込めば完成です。一旦差し込むと引き抜く事はまず不可能なので、使いやすい向きで差し込む様にしましょう。あと今回はベル側の縁のゴム、ノンチルスリーブもゆるゆるになっていたので、一緒に注文して交換しました。

聴診器、修理完了。チェストピースの金属部分以外は全部自分で交換修理できます。

はい、こちらで完成です。要はチェストピースの金属部分以外は全部自分で交換修理できるわけです。聴診器を買おうとすると私のものは1万円ちょっと、バイノーラルは5千円ちょっと。チェストピースには名前を彫っていますし、ちゃんと修理して使っていきたいものです。

ちなみに私が使っている聴診器はリットマンのClassicII小児用です。ちゃんと大人用を使った方が聴き取りやすいというのは分かっているのですが、毎日持ち歩くものなのでサイズを優先しました。ちゃんとポイントを押さえて聴診すればちゃんと聴こえますしね。

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