現在お仕事が大変お忙しゅうございまして、しかも今週は定期健診週。朝早く起きて車で長距離移動するのは危険と判断、前泊する事にしました。公開初日1週間前に宿を予約、水曜夜に上映時間が発表されたのですが、まさかの初回上映の時刻が15時20分から…。しかし劇場限定版BDやパンフレットを購入したいので、予定通り前泊する事にしました。
昨日お仕事が終わった後、そのまま博多に向かいます。でホテルに向かう前にＴ・ジョイへ行き、本日の開場時刻を確認したところ朝7時…何でこんなに早いの？去年パトレイバーを観に行っていた時は8時とか8時30分だったじゃない？
とまぁそんな事を言っても仕方ないので、ホテルにチェックインしてお仕事をしつつそそくさと寝たのでした。そして早起きして7時に間に合う様に劇場に入り…、
無事劇場限定版BDとパンフレットを保護いたしました。劇場限定版BDは春に公開したver.とディレクターズカット版の両方が入っております。
で上映時間までかなり時間が空いてしまいましたので、お仕事したり気分転換にApple Storeに行ったりしていました。iPad mini 4はだいぶ薄くなりましたね。Split Viewもなかなか便利そう。
んで15時20分からいよいよ上映。ここからは写真を挟んでネタバレありでございますので、未見の方は御注意を。
観ながら常に感じていたのは「なぜ初めからこっちを上映しなかった？」という事。
押井守監督のインタビューでは「DC版となっているがそもそもは今回上映するものが自分が作ったもので、春に上映したものは“長過ぎるから短く”“上映回数を増やしたい”等々あって削ったもの」「削る代わりに元々のver.（DC版）も上映する事を約束させた」等々の話がありまして、つまり「DC版は春に上映したver.に映像を追加したもの」なのではなく、「春に上映したver.はDC版から映像をカットしたもの」の様子。
しかし私は本日観たDC版は全く長いと感じませんでしたし、むしろ春ver.で感じた分かりにくさがDC版ではきちんと説明されていて不満が解消されていました（時限爆弾に関する南雲さんの説明シーンは削っちゃイカンでしょ！？）。それに春ver.では削られていた様々な小ネタも決して話のテンポを損なうものではなく、むしろ話を膨らませてくれていると感じました（例えば滑走艇のポールに関するやり取り）。
柘植シンパ自体の掘り下げは特に変わらなかったのですが、灰原零に関する掘り下げのレベルが春ver.とは全く比較にならないくらいしっかりと行われていて、「今回の敵は柘植シンパではなく灰原零」というのがよく分かりました。
総じて春ver.では薄さを感じていたところについて、DC版（＝本来のver.）ではきちんと描いていたんだなぁ…と思った次第です。だから「なぜ初めからこっちろ上映しなかった？」と感じた次第です。願わくばこれをTOHOシネマズ大分の4K大画面＆DOLBY ATMOSで観たかった…！
というわけで「THE NEXT GENERATION −パトレイバー−」シリーズの映像展開は多分これで終了になるんだと思います。しかしデッキアップイベントはこれからも続くみたいですので、いつか長崎に来てくれるのを楽しみにしています。
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