「るろうに剣心」実写劇場版、京都編の完結編となる「伝説の最期編」が本日9/13に公開となりました。いつ観に行こうかと考えていたのですが、早く観たいという気持ちには抗えず、さっそく観て参りました。例によってネタバレありですので御注意を。
今回の「伝説の最期編」、観終わって思ったのが「師匠強過ぎ!志々雄さん強過ぎ!左之助馬鹿過ぎ!」。
だって左之、東京に戻ってくる時にちゃんと斬馬刀を持ってきてるのに、剣心の処刑場に辿り着いた途端に投げ捨てちゃって、そのまま乱闘〜煉獄での先頭に突入しちゃうんだもん。連獄内では役に立たないだろうけど、乱闘シーンでは便利な獲物なのに…。あと、志々雄さんと斎藤の戦闘シーンに乱入した時に志々雄さんから「誰だお前は?」的発言を投げつけられてしまい、あとで書く蒼紫と共々「ごもっとも!」と思いました。安慈の金的と言い、左之助が画面に出てくると安心しちゃいますねぇ。
比古師匠はとにかく「強過ぎ!カッコ良すぎ!」ですね。原作よりもその強さに磨きがかかっておりました。戦闘スタイルが剣心とちょっと違っていて、格闘も織り交ぜての剣術はむしろ蒼紫に近いイメージになっていましたが、それはそれでまたカッコ良い!師匠独特の構えも良かったですねぇ。比古師匠をやるなら福山さんしかおらんやろうと思っていましたが、思った以上に比古師匠でした。
志々雄さんもとにかく強い!まぁ原作でも皆手負いではありましたが剣心・斎藤・左之助・蒼紫を圧倒していましたけどね。ただ今回の映画の数少ない残念な点の一つがこのシーンで、原作ではあくまで1対1の戦闘の上での話だったのですが、今回は志々雄さんに4人同時に攻めていった上で手玉に取られるっていう戦闘シーンになってるんですよねぇ。ラスボスに主人公級がよってかかって…ってシーンは「主人公、弱いじゃん?」って感じられてしまうのであんまり好きではないんですよね。ここは原作準拠でやって欲しかったなぁ。けど何気なく紅蓮腕をやっていたりして、迫力でした。
あとこれは「京都大火編」の感想でも書きましたが、蒼紫が本当に惜しい。アクションシーンは本当にとってもカッコ良いんですよ!だからこそ、ストーリーとして蒼紫の存在が蛇足になっていて、本当にもったいないと思います。
そうそう、九頭龍閃はvs蒼紫戦、天翔龍閃はvs志々雄さん戦の決め技でした。九頭龍閃の最後の突きは普通に突いていましたね。逆刃刀でも突きをしたら刺さっちゃうんじゃ…?と思ったり。原作では柄で打ち付けていましたね。天翔龍閃は実写映像だとそのスゴさが伝わりづらいですね。九頭龍閃もですが、どちらもアニメ映えする技ですねぇ。さすがに今回の様な感じの実写版で筆文字バンバン出すわけにもいかないですしねぇ。比古師匠、奥義伝授の際に死にかけなかった様で何よりでした。
そういえば十本刀は見せ場がなかったですねぇ。まぁ十本刀のエピソードを入れ込む隙間は全くないだろうなぁと思いましたが、左之助とガチバトルした安慈、斎藤にサクッと瞬殺された宇水はまだ恵まれてましたね…。
vs宗次郎戦はうっかりしていてよく分からなかったので、もう一回しっかり観てみたいです。足を止めていくための攻撃をしていたんですかね?一歩vsウォーリー戦を何となく思い出しましたが。
まぁ突っ込み所のない作品なんてないわけでして、面白いか面白くないかと言われれば超絶面白かったわけで。漫画原作の実写化作品としては1作目から本当にハズレなしの素晴らしい出来だと思いました。比古師匠、強かったなぁ。また観たいなぁ。
でも「るろうに剣心」実写版はこれが最後でしょうねぇ。さすがに人誅編は一般受けしにくいだろうし…。
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