2014/02/02

「ハコビジョン」のお手軽プロジェクションマッピングっぷりがスゴイ!

目下インフルエンザにて自宅待機中です。家族が罹患すると、どんなに気を付けてても高確率で感染しますね。水曜日まで出勤停止なので(この出勤停止期間は私の意見で決まっているモノですが…)、おとなしく家でできる作業をすることにします。まぁそんな事は置いておいて。本日Amazonさんから荷物が届いたので、マスク着けて配達の方から受け取った次第ですよ。

届いた物はコチラ。

Amazonから何か届いた!

バンダイが先月末に発売した驚異の食玩「ハコビジョン HAKOVISION」です!スマホと組み合わせてプロジェクションマッピングをお手軽に楽しめるというとんでもない一品です。発表されると同時にAmazonで予約したのですよ。地方だから届くのが遅くなるのは慣れっこ慣れっこ。orz

届いたブツは想像していたよりも小さめ。けどよく考えたらこんなもんですかね。

ハコビジョンだ!

中から取り出すとこんな感じ。第1弾は東京駅「東京ミチテラス2012『TOKYO HIKARI VISION』」と「東京国立博物館『KARAKURI』」。どちらも実際に上映されて話題になった作品を元に再構成されたものとの事。

側面にはQRコードが。これはあとで使います。

蓋を開けると説明書。付属品は東京駅のフィギュアとクリアプレート、そしてガム。

箱を開けると説明書が。付属品はフィギュアとクリアプレート、そして食玩ですからガムが1個。

それではさっそく組み立てていきましょう。

蓋はミシン目で切り取ります

まずは上蓋部分をミシン目に沿って切り取ります。

箱にフィギュアをはめ込みます

上部左右の耳部分を内側に折りたたみ、フィギュアを中に入れます。

クリアプレートを斜めに立てかけます

そしてクリアプレートを斜めに立て掛けます。このクリアプレートがこの製品のキモ。

もう一個も同じ様に組み立てます

もう1個も同じ様に組み立てました。

これでスクリーンとなるフィギュアは完成。では投影する映像はどうするのか。これがまた面白い工夫でして。

映像は箱の横のQRコードを読み込みます。するとアクセスしたHPで機種を判別され、適切なYouTube動画に転送されます。

箱の側面にあったQRコード。これをQRコードリーダで読み込みますとハコビジョンのURLに変換されます。このURLにアクセスしますと、スマホの機種(画面サイズ)に応じた映像がアップされているYouTubeページに転送されるのです。ちなみに対応外機種のNexus5で試したところ、対応外機種の旨のページに転送され、そちらで近い画面サイズのYouTubeページを自分で選んでアクセスする事になります。

私はiPhone5sにて「ポメラQRコードリーダー」でQRコードを読み込みました。URLをクリックするとSafariに飛び、そこからYouTubeアプリに飛びました。実際の再生はYouTubeアプリで行う事になりますので、ここでお気に入りや再生リストに入れておけば、遊ぶたびにQRコードを読み込ませる手間は省けるわけです。

箱の上にスマホを置きます。映像の上が箱の奥側になる様に置く必要あり。

画面の明るさを最大にし、箱の上にスマホを画面を下にして置きます。向きは映像の上部が箱の奥側になる様に。手持ちで鑑賞する際には姿勢によって画面が回転してしまうかもしれないので、自動回転をOFFにしておいた方がよいかもしれませんね。アップされている映像自体を上下逆にしておいてくれればもっと楽な気もしますが、それは贅沢ですかね。

映像の始めにガイド画面が表示されるので、フィギュアに合わせます。これが意外と大変。

この「ハコビジョン」を鑑賞するにあたっての最重要ポイント、それがココ。映像の冒頭にワイヤーフレーム映像が数秒流れるので、フィギュアと映像をぴったり合わせます。これをきちんと行わないと映像とフィギュアのズレが気になってしまい、作品を気持ちよく楽しむ事ができません。

最初は一時停止してから合わせ作業を行い、コツを掴むと良いと思います。ちなみにiPhoneだと合わせた後に一時停止を解除するのは至難の業ですので、再生しながら調整が済ませられる様にしっかりコツを掴みましょう。こうして書くと結構大変そうですが、簡単だしすぐに慣れます。

そしていよいよ作品の鑑賞です。

あらキレイ!ちゃんとプロジェクションマッピングしてるよ!ハコビジョン、おそるべし!

…素晴らしい!フィギュアに映像が投影されている様に見えます!実際はクリアプレートに反射した映像とプレートの後ろから透けて見えるフィギュアが重なって見えているだけだと思いますので、本当の意味ではプロジェクションマッピングではないのでしょうが、そんな屁理屈をねじ伏せるだけの驚きを得られます。

写真だと何かブレブレに見えますが実際はそんな事はありません。映像の解像度はiPhone5sだと640×360なのでクッキリハッキリではありませんが、このサイズですしクリアプレートを通してみる事になるので必要十分だと思います。読み込みが途中で止まってストレスを感じるよりはスムーズな再生を優先したのでしょう。

一方で気になったのは箱の歪み。特に上面左右の折り目が底面に対して平行になっていない場合は上に置くスマホが斜めになるため、映像とフィギュアをピッタリ重ねる際に障害となってしまいます。個体差はあると思いますし食玩ですので仕方ないとは思うのですが、再度折り直すのも難しい部位ですし。気になる場合、低くなってしまったところに紙か何かを噛ませて高さを調整しましょう。

そんなこんなで気になる点がないわけではありませんが、1個500円(税別)で気軽にプロジェクションマッピング風の映像を楽しめるこの製品、絶対に体験して下さい!本当にオススメです!

以上、2014年で初めて感動したスマホ連動製品「ハコビジョン HAKOVISION」でした。

今回紹介した第1弾はAmazonでは既にプレミア価格がついている様です。スーパーやコンビニで簡単に買える程度に流通してくれるといいなぁ。

さらに4月発売予定の第2弾は、なんと!ガンダムとザクのフィギュアにプロジェクションマッピングしてしまうとの事!どんな作品になるのか、今からワクワクが止まりません!!!

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