2012/09/29

修学資金の義務年限が修了しました。

昼食をモスバーガーで食べて家に帰ってきたところ、財団から怪しい封筒が…。

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修学資金返還の免除申請が承認されたという通知書でした。

私の出身大学は産業医の育成を目的とした大学でして、企業から集められたお金から学費の補助が出ています。私の学生時代は学費全額貸与&毎月補助金(確か5万円だった様な)も頂いておりました。最近は財政状況が厳しく学費の一部貸与との事ですが…。

もちろんこのお金は貸与ですので返却しなければなりません。利率が法定上限ギリギリで付いていますので、私の場合は全額で2600万円弱でした。しかし産業医として活動するなり種々の条件をクリアする事で、修学資金の返還が免除されるのです。逆に言えば、産業保健に関わらない道を選ぶなら全額返済しなければなりません。企業の皆さんから頂いたお金で勉強してきたわけですから、大学の設立目的に合わない進路を選ぶなら借りたお金を返済しなさいというのは当然の事かと。

私が選んだ卒後研修コースは産業医になるためのコースでして、このコースの場合は卒後研修5年+産業医経験5年の合計10年にて条件がクリアできます。晴れてこの春に卒後10年が経過したため、毎年提出しなければならない報告書と共に免除申請書を送っていたのです。そしてそれが今回承認されたというわけです。

まぁ私は産業医になるつもりでしたから、普通に仕事をしていれば問題なく免除に至るわけではありますが、いざこうしてこの日を迎えると実に感慨深いものがあります。

修学資金貸与のために保証人になってくれた両親と叔父さん、これまで支えて下さった多くの皆さんに感謝すると共に、これからも会社の皆さんの健康を守るべく頑張っていきたいと思います。

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